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最後の一色 上

出版社名 小学館
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-09-386767-2
4-09-386767-4
税込価格 2,100円
頁数・縦 430P 20cm
シリーズ名 最後の一色

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商品内容

要旨

織田信長による天下布武の軍団が日本全土を侵略していくなか、その怪物は戦場にあらわれた。名を丹後の守護大名、一色義員の嫡男・五郎と言った。17歳の青年は、父亡き後の圧倒的不利な状況下で、凄惨な戦闘を繰り広げ、その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる―

出版社・メーカーコメント

本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編  「二〇一九年七月、取材を本格化。『村上海賊の娘』以降、遊んでいたわけではありません。この小説を書いていました。この丹後一色氏最後の男の物語を。」 和田竜「信長か。珍しゅうもない。ざらにいる男よ−−。」織田信長による天下布武の軍団が日本全土を侵略していくなか、その怪物は戦場にあらわれた。名を丹後の守護大名、一色義員(いっしき・よしかず)の嫡男・五郎(ごろう)と言った。17歳の青年は、父が倒された圧倒的不利な状況下で、凄惨な戦闘を繰り広げ、その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる−。  【編集担当からのおすすめ情報】  直木賞候補作『のぼうの城』や、本屋大賞受賞作『村上海賊の娘』−数々の名作を生み出してきた作家・和田竜が、長き沈黙を破り、ついに帰ってきます。和田竜に筆をとらせたのは、戦国時代の若き武将・一色五郎。17歳で戦場に立ち、織田信長から強い敵意と関心をもたれた“怪物”が、いま令和に蘇る!戦国時代でも最も混沌とした天正七年から三年間における、戦場の迫力、人間の情熱と野望、そして滅びの美学、、その全てが本書につまっています。日本人すべてを熱狂させる傑作として、令和最大の話題作になること必定。新たなる歴史エンターテインメントの扉が開かれます。

著者紹介

和田 竜 (ワダ リョウ)  
1969年12月、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2003年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。2007年、同作を小説化した『のぼうの城』(小学館)でデビュー。直木賞候補、本屋大賞2位を経て映画化もされ、累計200万部のベストセラーとなった。2014年、『村上海賊の娘』(新潮社)で吉川英治文学新人賞、そして本屋大賞を受賞し、累計300万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)