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雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々

出版社名 小学館
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-09-389133-2
4-09-389133-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

雑草にとって大切なことはタネを残すこと。だとしたら、踏まれても立ち上がるって、ムダなエネルギーを使っていると思わない?『はずれ者が進化をつくる』『生き物の死にざま』の著者が初めて「私(自分)」を題材に、ライフワークである雑草と、不器用な教え子たちとの日々をつづる、アンチ雑草魂エッセイ。

目次

1 ヒメタカサゴユリのど根性―ちいかわな女子学生、新品種を作る
2 エノコログサ(ネコジャラシ)と職人気質―細部ばかり見てしまう学生
3 先生!種子の表面がお風呂の床です―細部ばかり見て得た大発見
4 コミカンソウの苦い思い出―名も無き草だからこそ観察したくなる
5 図鑑どおりに生えてこない!―スマホ依存の学生の目覚め
6 学校の田んぼで凛と立つタイヌビエ―校庭の雑草が伝えるもの
7 四つ葉のクローバーは立ち上がらない―頑張り屋の学生は「頑張らない」を頑張る
8 なぜナス科には「イタドリが良い」のか?―天空の里の謎を解く
9 ナスとトマトとジャガイモと―2人の女子学生が謎を解いた!
10 コマツヨイグサと指示待ち学生―あえて自主性は求めない戦略
11 ムシトリナデシコと真実を見抜く力―指示待ち型学生が選んだ驚きの就職先
12 ケシ科ケシ属の輝く場所―まじめで実直、は強みになる

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
静岡大学農学部教授。静岡県出身。岡山大学大学院農学研究科修了。博士(農学)。農林水産省、静岡県農林技術研究所等での勤務を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)