• 本

ミカドの肖像

小学館文庫

出版社名 小学館
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-09-402312-1
4-09-402312-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 887P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「西武王国」が大きくなってゆく課程が描かれている。一代でそれも一等地に一つや二つでなく、多数のホテル、ゴルフ場、別荘を収得できたか?それは戦後、廃宮家を上手く利用し、土地を担保として次から次へと土地を収得して行く方法はインフレ状況下であれば、可能な話である。またライブドアの社長堀江氏も真っ青になるとうな、土地をレバレッジにした巨大な資金調達。ここまでくれが、痛快であり、破天荒・・・・・ しかし「西武王国」を近代企業王国に生まれかわらせることなく先代は逝った。回るは因果なのか。マスコミに上らなくなった西武王国は堤氏の復権はなるのか?(たか)

    (2005年7月8日)

商品内容

要旨

コクドはなぜ旧皇族の土地を次々と取得し、プリンスホテルを建てることができたのか。その謎と西武王国・堤家支配の仕組みを、“ミカド”の禁忌に触れまいとする日本の“不可視のシステム”の存在とともに、ひもといてゆく。また、欧米人から喝采を浴びるオペレッタ「ミカド」をめぐって、世界史のなかに天皇制がどのように位置づけられていったかを探る。さらに、なぜ明治天皇の「御真影」が西洋人の風貌になったのかを解き明かす。近代天皇制に織り込まれたさまざまな記号を、世界一周取材で丹念に読み解いた、渾身の力作。

目次

第1部 プリンスホテルの謎(ブランドとしての皇族
土地収奪のからくり
天皇裕仁のゴルフコース ほか)
第2部 歌劇ミカドをめぐる旅―デォオ“MIKADO”との二度目の対話(ミシガン州ミカド町へ
ミカドゲームと残酷日本
西洋人の日本観と歌劇ミカド ほか)
第3部 心象風景のなかの天皇―デォオ“MIKADO”との三度目の対話(天皇崩御と世界の反応
つくられた御真影
ジェノヴァから来た男 ほか)

おすすめコメント

朝日新聞『天声人語』でも紹介!堤義明コクド前会長のいびつな同族経営に捜査のメスが入った!今こそ、読み返すべき名著を緊急出版!!

出版社・メーカーコメント

昭和末日本を騒然とさせた、あの名著がいま甦る。天皇と日本人、伝統とモダン。近代天皇制に織り込まれた記号を、世界を一周する取材で丹念に読み解いた、渾身の力作。プリンスホテルはなぜ旧皇族の土地を次々と取得し、一大グループをつくり上げることが出来たのか。その謎と西武王国・堤家支配の仕組みも解明。なぜ、いま、コクド(旧・国土計画)による西武鉄道支配が問題になってきたのかが手に取るようにわかる。第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年、長野県生まれ。作家。道路関係四公団民営化推進委員会委員、政府税制調査会委員、東京大学客員教授など、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)