
天皇 日本の成り立ち
小学館文庫
| 出版社名 | 小学館 |
|---|---|
| 出版年月 | 2002年9月 |
| ISBNコード |
978-4-09-402357-2
(4-09-402357-7) |
| 税込価格 | 723円 |
| 頁数・縦 | 323P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
この国は、いかにして中国大陸の文化から自立をはかり、日本という一つの国家になって、維持されてきたのか。神話から歴史へ…。「古事記」「日本書紀」の記述をひもときながら、卓越した仮説のもとに再現される古代史の流れ。すなわち「日本」という国号の成立、平成まで続く独自の年号、そして「天皇」という称号―。この国の成り立ち、さらに現代日本のあり様は、天皇なしには語れない。ローマ文化、キリスト教をとり入れ自らの神話を捨て去った西欧に対し、日本は「天皇制」を維持してきた。日本のアイデンティティー再発見の書。 |
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| 目次 |
1 国家とその歴史(歴史のある国家・無い国家・歴史を作る国家―国家は歴史を必要とする |


おすすめコメント
神話の時代から現代へ。日本のアイデンティティを検証する。国号「日本」はいつ誕生し、国家を成したのか。他国に類を見ない「天皇制」の成立が、この国のかたちを物語る。
出版社・メーカーコメント
この国は、いかにして中国大陸文化からの独立を図り、日本という一つの国家となったのか。「日本」という国号、今日の平成まで続く独自の年号、そして「天皇」という称号。この国の成り立ちは天皇なくしては語れない。「古事記」「日本書紀」の記述を繙きながら、卓越した仮説のもとに古代史を再現した瞠目の一冊。博覧強記の自在な筆が、キリスト教諸国や他のアジアの国々との対比を浮かび上がらせ、日本という国家のアイデンティティを掘り起こす。日本再発見の書。解説・福田和也