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脱・標準語の時代

小学館文庫 21世紀論点シリーズ 8

出版社名 小学館
出版年月 2000年5月
ISBNコード 978-4-09-404006-7
(4-09-404006-4)
税込価格 503円
頁数・縦 222P 16cm

商品内容

要旨

明治以来、日本語はひたすら均質化される方向に進化してきた。方言撲滅をめざす標準語教育がその典型である。この標準語化=均質化は、80年代のテレビメディア爛熟期に、ほぼ完成の域に達した。しかし、均質化の完成と同時に、言葉の新たな多様化の時代が始まっている。世代、地域、職業、各種グループによって、あちこちに「ネオ方言」が勃興しつつある。規範と逸脱。言葉の生成、変遷・進化のダイナミズムは、ネット通信時代を迎えて、いよいよ活況を呈しているのだ。「標準語」によって効率を追求する時代はバブルとともに去った。言葉も民営化せよ。

目次

プロローグ 標準語とは何か
第1章 東京語のルーツ―近世(上方ことばが標準だった時代
「江戸訛」対「本江戸」 ほか)
第2章 国家と標準語―近代(国民国家としての「国語」
言語計画 ほか)
第3章 標準語の完成―戦後(「共通語」の登場
中間的スタイルの発生 ほか)
第4章 ポスト標準語―現代(ことばのダイナミズム
階層性から統合へ、そして多様化へ ほか)
エピローグ 「個」の主張