哀愁の町に霧が降るのだ 下
小学館文庫 し2−8
出版社名 | 小学館 |
---|---|
出版年月 | 2014年8月 |
ISBNコード |
978-4-09-406076-8
(4-09-406076-6) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 397P 15cm |
シリーズ名 | 哀愁の町に霧が降るのだ |
商品内容
要旨 |
椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四人は、相変わらず「克美荘」の暗く汚い六畳の部屋で、共同貧乏生活の日々を送っていた。しかし、それぞれが徐々に自分の生活を確立していくにつれ、四人が揃うことは少なくなっていく。そして、共同生活にもついに終わりの時が訪れた。木村は司法試験の勉強のために実家に戻り、沢野が去り、業界新聞社に就職した椎名も、次第に克美荘から足が遠のいていった―。自身のまわりを怪しく徘徊する魅力的な人々を、椎名誠が生き生きと描く傑作長編。書き下ろしのあとがきと、角田光代さんによる特別寄稿エッセイも収録。 |
---|
出版社・メーカーコメント
青春小説の名作、ついに復刊!ああ、いいなあと思ったのだ。私もこんなふうにはちゃめちゃに暮らして、馬鹿なことをして笑っていたいって。作家・角田光代さんも憧れた青春の日々!椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四人は、相変わらず「克美荘」の暗く汚い六畳の部屋で、共同貧乏生活の日々を送っていた。しかし、それぞれが徐々に自分の生活を確立していくにつれ、四人が揃うことは少なくなっていく。そして、共同生活にもついに終わりの時が訪れた。沢野が去り、木村は司法試験の勉強のために実家に戻り、業界新聞社に就職した椎名も、次第に克美荘から足が遠のいていった――。自身のまわりを怪しく徘徊する魅力的な人々を、椎名誠が生き生きと描く傑作長編。書き下ろしのあとがきと、角田光代さんによる特別寄稿エッセイ「私たちそれぞれの『克美荘』」も収録。