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モナ・リザ・ウイルス 上

小学館文庫 ロ2−1

出版社名 小学館
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-09-406459-9
4-09-406459-1
税込価格 825円
頁数・縦 315P 15cm
シリーズ名 モナ・リザ・ウイルス

商品内容

要旨

ボストンに住む神経美学者ヘレンは、ある日、見知らぬ男からの電話を取った。その男パトリック・ワイズは、自分の父親が失踪し、それにヘレンの娘が関与している可能性があるという。離れて暮らす娘が行方不明だと知ったヘレンは、ワルシャワのワイズ邸へ向かう。一方、アカプルコでは全米のビューティークィーンが消息を絶ち、FBI捜査官ミルナーが現地へ飛ぶ。同じ頃、ブラジルや中国ではミツバチの大量死が発生、拡大の兆しを見せていた。世界各地で同時多発的に起きる事件には関連が?ドイツ・ミステリーの新機軸となる傑作エンタテインメント!

出版社・メーカーコメント

『ダ・ヴィンチ・コード』に連なる傑作!「よき『モナ・リザ』が悪しき『モナ・リザ』に永遠に取って代わられなければならない」(本文より)ドイツ・ミステリーの新機軸となる、傑作エンタテインメント登場!(上巻あらすじ)ボストンに住む神経美学者ヘレンは、ある日、見知らぬ男からの電話を取った。その男、パトリック・ワイズは、自分の父親が失踪し、それにヘレンの娘が関与している可能性があると言う。離れて住む娘が行方不明になっていると知り、ヘレンは手がかりを求めワルシャワにあるワイズ邸へ飛んだ。同じ頃、メキシコの高級リゾート・アカプルコでは、ミス・アメリカの候補者全員が行方不明になる事件が発生。FBI捜査官ミルナーが現地に向かう。さらに同じ頃、ブラジルや中国でミツバチが大量死し始める。原因は、ウイルスか? ミツバチがいなくなれば食糧供給は瞬く間に崩壊し、人類は飢餓に襲われる。ワイズの父親の部屋でヘレンが見たのは、壁に貼られた娘の写真と、モニター上の緑の数列と文字列――コンピューターウイルスだった。そのウイルスは「人類の生活の基盤を破壊する」と、パトリックは言った。世界各地で同時多発的に起きる一連の事件に、果たして関連はあるのか、ないのか。21世紀とルネサンス、ヨーロッパとアメリカ、時間と空間を往き来する、空前の「美」のミステリー!!

著者紹介

ローデ,ティボール (ローデ,ティボール)   Rode,Tibor
1974年ハンブルク生まれ。ジャーナリストを経て、弁護士の傍ら、ハンブルク大学で経済とIT関連法の講師を務める
酒寄 進一 (サカヨリ シンイチ)  
1958年生まれ。ドイツ文学者・翻訳家。和光大学表現学部教授。2012年本屋大賞特別企画「翻訳小説部門」大賞を受賞したフォン・シーラッハ『犯罪』などドイツ語圏の主要なミステリ作品を多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)