商品内容
要旨 |
二〇一八年日本シリーズは、ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、広島カープの足を見事に封じ、MVPを獲得した。「短期決戦では捕手の出来が勝敗を決する」と常々発言している野村氏の予言通りとなった。「生涯一捕手」として「生まれ変わってもキャッチャーをやりたい」という野村氏は、「名捕手なきプロ野球は滅びる」と言い切る。本書は、プロ野球の歴史とともに生きてきた野村氏による、最初で最後の本格捕手論。野村本の集大成として必読の書だ。巻末には、文庫版オリジナル企画として、野村克也氏と山崎武司氏の「ぼやき&言いたい放題対談」を特別収録! |
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目次 |
第1章 キャッチャーは監督の分身である |
出版社・メーカーコメント
野村野球の真髄、最初で最後の本格捕手論「キャッチャーは試合の脚本家。脚本がだめではいい作品は生まれない」と、名捕手不在のいまのプロ野球を憂う著者が、「これだけは言いのこしておきたい」ことは何なのか。真のプロフェッショナルを知る著者が、これこそ捕手の醍醐味と言われる「配球」と「駆け引き」について、知られざるエピソードと勝負の法則、名捕手の条件を語り尽くす。文庫版スペシャル「野村克也×山崎武司のぼやき&言いたい放題対談」を特別収録!