日本沈没 第2部上
小学館文庫 こ11−3
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2008年6月 |
ISBNコード |
978-4-09-408274-6
(4-09-408274-3) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 381P 16cm |
シリーズ名 | 日本沈没 |
商品内容
要旨 |
海底に眠る「日本」の遺跡が慰霊祭で映し出される。日本列島が海の底に沈んでから二十五年がすぎていた―。国土を失った日本人は、パプアニューギニアやカザフスタンなど世界各地に入植していたが、現地の人々との軋轢もまた厳然と存在していた。一方、中田首相を中心とした日本政府の研究グループは国の復興のために、あるプロジェクトを密かに進めていた。旧日本海上に広大な人工島を建造する計画―だがそれは中国や北朝鮮など、周辺国との利害対立を生むものだった。四〇〇万部ベストセラーの刊行から三十三年の時を経て、ついに描かれた衝撃の続編。 |
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おすすめコメント
日本列島が海中に没して25年、国土を失った日本人はパプアニューギニアをはじめ世界各地に入植していた。しかし依然、政府機能は維持されており、国家の再興をかけたふたつのつの巨大なプロジェクトが進行していた。
出版社・メーカーコメント
空前のベストセラー『日本沈没』の発表から33年、著者・小松左京氏がどうしても書きたかった「列島沈没後」の日本人の姿。国土を失った人々はパプアニューギニアや中央アジアなど世界各地に入植、それでも政府機能だけはオーストラリアで維持されていた。国家の再興をかけ政府が取り組む2つの巨大プロジェクト。日本海に人工の陸地を建設するメガフロート構想とあらゆる気象データをスーパーコンピュータで解析して未来を予測する地球シミュレータ。日本人が自らのアイデンティーを確立しようとする矢先、世界を震撼させる驚愕の事実が明らかになる。