商品内容
要旨 |
昭和二十一年。のちに希代の物語作家となる山田風太郎は、そのとき、二十四歳の医学生として多忙な日々を送っていた。医療の勉強をしながら、大量の本を読み映画を見る日々。青春の只中にいた医学生・山田誠也の透徹した目から、激動の一年を鋭く克明に炙り出した貴重な昭和史資料が、六十五年の時を超えてついに文庫化。『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』につづく山田風太郎戦後日記の第一弾。 |
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要旨 |
昭和二十一年。のちに希代の物語作家となる山田風太郎は、そのとき、二十四歳の医学生として多忙な日々を送っていた。医療の勉強をしながら、大量の本を読み映画を見る日々。青春の只中にいた医学生・山田誠也の透徹した目から、激動の一年を鋭く克明に炙り出した貴重な昭和史資料が、六十五年の時を超えてついに文庫化。『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』につづく山田風太郎戦後日記の第一弾。 |
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4-09-408634-X
戦中派焼け跡日記 昭和21年
山田風太郎/著
小学館
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BK
出版社・メーカーコメント
昭和21年。のちに山田風太郎として、さまざまな人気作品を世に送り出すことになる希代の物語作家は、そのとき、24歳の医学生だった。勉学に勤しみながらも、大量の本と映画に囲まれていた。 〈吾々はこの前途に全く光のない暗黒の惨憺たる日本に生きている。聞こえるもの飢餓の呻きと「戦争犯罪人」への罵倒と、勝利者への卑屈な追従の声ばかりだ〉 激変する情勢、占領下での厳しい暮らし、東京裁判と天皇の巡幸、変節する人々の価値観……。 激動の一年を克明に綴りながら、透徹した目で何を見、何を考えていたのか。 第一級の昭和史資料が、ついに文庫化。 『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』に続く、山田風太郎の戦後日記の第一弾。