商品内容
要旨 |
自転車全国一周に扮した男、尾道水道を泳いで渡った男、昭和の脱獄王、カルロス・ゴーン…彼らはなぜ逃げたのか。なぜ逃げられたのか。 |
---|---|
目次 |
序章 暗がりに目を向ける―小説家・道尾秀介との対話 |
要旨 |
自転車全国一周に扮した男、尾道水道を泳いで渡った男、昭和の脱獄王、カルロス・ゴーン…彼らはなぜ逃げたのか。なぜ逃げられたのか。 |
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目次 |
序章 暗がりに目を向ける―小説家・道尾秀介との対話 |
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逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白
高橋ユキ/著
小学館
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BK
出版社・メーカーコメント
「どうりで捕まらないわけだ」(道尾秀介)自転車全国一周に扮した富田林署逃走犯、尾道水道を泳いで渡った松山刑務所逃走犯、『ゴールデンカムイ』のモデルとなった昭和の脱獄王……彼らはなぜ逃げたのか。なぜ逃げられたのか。異色のベストセラー『つけびの村』著者は、彼らの手記や現場取材をもとに、意外な事実に辿り着く。たとえば、松山刑務所からの逃走犯について、地域の人たちは今でもこう話すのだ。〈不思議なことに、話を聞かせてもらった住民は皆、野宮信一(仮名)のことを「野宮くん」「信一くん」と呼び、親しみを隠さないのである。「野宮くんのこと聞きに来たの? 平尾くん、って島の人は皆こう言うね。あの人は悪い人じゃないよ。元気にしとるんかしら」「信一くん、そんなん隠れとってもしゃあないから、出てきたらご飯でも食べさせてあげるのに、って皆で話してました。もう実は誰か、おばあちゃんとかがご飯食べさせてるんじゃないん、って」〉(本文より)