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森の声、ゴリラの目 人類の本質を未来へつなぐ

小学館新書 467

出版社名 小学館
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-09-825467-5
4-09-825467-0
税込価格 1,012円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

新型コロナウイルスに地球温暖化―。度重なる危機や逆境に直面した人類は、生き延びる力を持っているのか。戦争が続く世の中、絶えることのない暴力と戦いは、はたして人間の本性なのか。そして、我々はこういった難問にどう対処し、生き延びていけばよいのか。人類と自然のつき合い方、人類と文明、人類とアート。ゴリラ研究の国際的リーダーが、さまざまな切り口から、文明を変える力と希望を探る。

目次

序章 今まさに文明の転換期
第1章 遊動の自由を復活させて生かす時代が来た
第2章 現代文明はなぜ暴力をやめられないのか
第3章 日本人の自然観こそ地球を救う手がかり
第4章 文化の変革しか文明転換の道はない
終章 人類の本質と文明の行方

出版社・メーカーコメント

新型コロナウイルスに直面した人類は、危機や逆境に対し生き延びる力を持っているのか?暴力と戦いは人間の本性なのか?私たち人類は今後、どう生きていくべきなのか−。ゴリラ研究の国際的リーダーが導く結論とは。

著者紹介

山極 寿一 (ヤマギワ ジュイチ)  
1952年東京都生まれ。総合地球環境学研究所所長。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。専攻は人類学、霊長類学。(財)日本モンキーセンターを経て京都大学霊長類研究所助手、同大学院理学研究科助教授、教授を務め、第26代京都大学総長に就任。2021年より現職。屋久島でヤクシマザル、日本人として初めて本格的にアフリカ各地でゴリラを調べ初期人類の生活の復元に挑んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)