• 本

「熟議」で日本の教育を変える 現役文部科学副大臣の学校改革私論

出版社名 小学館
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-09-837392-5
4-09-837392-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

教育政策のオピニオン・リーダーが最先端のメディア論・コミュニティ論をもって語る若者と現場からの教育改革!成熟社会、形成のカギは「熟議」にあり。

目次

序章 若者たちの志塾が歴史を創る
第1章 ボランティアとインターネットと若者塾
第2章 コミュニティ・スクールと地域再生
第3章 熟議とマスメディア
第4章 明治維新から学ぶ新しい教育
第5章 学びのイノベーションで人材を育てる
終章 日本の教育改革政策の展望

出版社
商品紹介

コミュニティーとインターネットの力を活用し、学校中心に、教育を変え、経済を変え、国家を変えていく。現役の文部科学副大臣が提案する教育改革論。

出版社・メーカーコメント

現役文部科学副大臣の学校改革私論 国会議員きっての教育通と言われる鈴木寛・文部科学副大臣は、いわゆる“文教属”と言われたかつての“教育通”とは全く異なる、新しいタイプのオピニオン・リーダーだ。その最大のものは、これまでの「成長社会」を支えてきた中央集権やトップダウンの力に取って代わる、民意や現場の実際を反映したインタラクティブな力を用いて、「成熟社会」を形成していこうという感覚だ。通産省の官僚経験もある氏は、むろん数字に根ざした現実設計にも強いが、東大、早慶などで教鞭をとった経験から、教育現場に対する深い愛情と若い世代に対する強い共感を持ち、実際の文部行政においても多くの若者を起用。若いパワーを用いて、夢を実現化していこうという理想を抱く。最近も、文部科学省のホームページ内に「熟議カケアイ」と呼ぶ教育目安箱を立ち上げたが、その制作にも若い力は大いに活用されている。マルチな才能の議員が、「成長社会」までを支えた古い日本の構造を仕分けて、未来の日本再生を熱く語る本書は、教育や経済の予言書にとどまらず、これからの「成熟社会」の原理を提案する設計図としての役目も果たすだろう。

著者紹介

鈴木 寛 (スズキ カン)  
文部科学副大臣。参議院議員(民主党)。1964年、兵庫明石市生まれ。灘中、灘高・東大のエリートコースを歩み、通産省官僚10年、大学教員10年を経て、2001年、参議院議員選挙に当選。コミュニティ論、メディア論、NPO論に詳しく、国会議員きっての教育通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)