書店レビュー
総合おすすめ度:
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新境地の萌芽を感じさせる未完の作品
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おすすめ度
- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
短編集です。
その中の「グッド・バイ」は、太宰の自殺により永遠に完結の陽の目を見る事のない作品になってしまいました。内容・文体・展開が、ともに軽やかで、まるで現代のユーモア小説を読んでいるかのような錯覚に陥りそうです。生きていたら、残された作品群とは一味もふた味も違う小説を残してくれただろうと惜しまれてなりません。(正)(2009年6月25日)
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商品内容
| 要旨 |
被災・疎開の極限状況から敗戦という未曽有の経験の中で、我が身を燃焼させつつ書きのこした後期作品16編。太宰最後の境地をかいま見させる未完の絶筆『グッド・バイ』をはじめ、時代の転換に触発された痛切なる告白『苦悩の年鑑』『十五年間』、戦前戦中と毫も変らない戦後の現実、どうにもならぬ日本人への絶望を吐露した2戯曲『冬の花火』『春の枯葉』ほか『饗応夫人』『眉山』など。 |
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おすすめコメント
妻と偽った絶世の美女を連れ男は愛人たちに別れを告げる。未完の絶筆である表題作を含む戦後太宰の到達点を示した短編十六編。被災・疎開の極限状況から敗戦という未曽有の経験の中で、我が身を燃焼させつつ書きのこした後期作品16編。太宰最後の境地をかいま見させる未完の絶筆「グッド・バイ」をはじめ、時代の転換に触発された痛切なる告白「苦悩の年鑑」「十五年間」、戦前戦中と毫も変らない戦後の現実、どうにもならぬ日本人への絶望を吐露した2戯曲「冬の花火」「春の枯葉」ほか「饗応夫人」「眉山」など。