• 本

黒革の手帖 上

改版

新潮文庫 ま−1−47

出版社名 新潮社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-10-110953-4
4-10-110953-2
税込価格 825円
頁数・縦 377P 16cm
シリーズ名 黒革の手帖

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ドラマも小説も

    視聴率が良いと雑誌やワイドショーで話題になっています。 読んで納得! まさにドラマ向け! いろんな業界のカラクリがわかるのも興味深い。 私も、今から「黒革の手帖」を持って、何かやらかしたいな!? (何かあったら、まっ先に疑われそうな発言ダ)

    (2004年11月20日)

商品内容

要旨

7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが…。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

おすすめコメント

7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909‐1992。小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)