• 本

ゆっくりさよならをとなえる

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-10-129233-5
4-10-129233-7
税込価格 473円
頁数・縦 221P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 川上弘美という作家がとても身近に感じられるエッセイでした。どうしても読みたいマンガを求めて、必死で古本屋を訪ね歩く姿には、失礼と思いつつも、思わず大笑いしてしまいました。作品では知ることが出来なかった人気作家の日常がおもしろおかしく語られています。本が好きで、ぐずぐず屋さんで、ふらりと居酒屋の、のれんをくぐるなんて人は、読者の中にも結構いるのでないでしょうか。本書を読んだあと、そういえば作品中の登場人物たちもそういうところあるなあ、と感心した次第です。(のり)

    (2005年8月17日)

商品内容

要旨

「いままでで一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパーマーケット、三番めは居酒屋だと思う。なんだか彩りに欠ける人生ではある」。春夏秋冬、いつでもどこでも本を読む。居酒屋のカウンターで雨蛙と遭遇したかと思えば、ふらりとでかけた川岸で、釣竿の番を頼まれもする。まごまごしつつも発見と喜びにみちた明け暮れを綴る、深呼吸のようにゆったりとしたエッセイ集。

目次

雨蛙
かすかなもの
しょうがパンのこと
はじめての本
蝶々恐怖
妻に似ている
エレキな春
古池
おりがみとお便所
多摩川〔ほか〕

著者紹介

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)  
1958(昭和33)年東京都生れ。’94(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。’96年「蛇を踏む」で芥川賞、’99年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、’01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)