望みは何と訊かれたら
新潮文庫 こ−25−14
| 出版社名 | 新潮社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2010年6月 |
| ISBNコード |
978-4-10-144025-5
(4-10-144025-5) |
| 税込価格 | 990円 |
| 頁数・縦 | 621P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
パリの美術館で、槇村沙織は三十数年ぶりに秋津吾朗に再会する。彼こそは、学生運動の果ての凄絶な粛清リンチから身ひとつで逃走した二十歳の沙織を、半年間匿ってくれた男性だった。運命の再会は二人に何をもたらすのか―。殺意と愛情がせめぎあう極限状況で人生を共有しあった男と女ゆえの、根源的な結びつきと、身体も魂も貫く究極の悦楽を描き尽くした著者最高の恋愛小説。 |
|---|



出版社・メーカーコメント
かつて私たちは秘密の場所で究極の悦楽をわかちあった。直木賞受賞作『恋』を超える「愛」のかたち。パリの美術館で、槙村沙織は三十数年ぶりに秋津吾郎に再会する。彼こそは、学生運動の果ての凄絶な粛清リンチから身ひとつで逃走した二十歳の沙織を、半年間匿ってくれた男性だった。運命の再会は二人に何をもたらすのか──。殺意と愛情がせめぎあう極限状況で人生を共有しあった男と女ゆえの、根源的な結びつきと、身体も魂も貫く究極の悦楽を描き尽くした著者最高の恋愛小説。