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ローマ人の物語 13

最後の努力

ローマ人の物語  13

出版社名 新潮社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-10-309622-1
4-10-309622-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 296,5P 21cm
シリーズ名 ローマ人の物語

商品内容

要旨

ローマが「ローマ」でなくなっていく―帝国再建を目指した二人の皇帝、だがその努力が、逆に衰亡へと拍車をかける。塩野七生が描く新たな「衰亡史」、いよいよ核心へ。

目次

第1章 ディオクレティアヌスの時代(紀元二八四年‐三〇五年)(迷走からの脱出
「二頭政」
「四頭政」 ほか)
第2部 コンスタンティヌスの時代(紀元三〇六年‐三三七年)(「四頭政」崩壊
皇帝六人
首脳会談 ほか)
第3部 コンスタンティヌスとキリスト教(雌伏の時期
表舞台に
「ミラノ勅令」 ほか)

出版社
商品紹介

未曾有の混乱から帝国を立て直そうとした2人の皇帝、だが彼らの努力はローマから「ローマらしさ」を奪っていく――塩野版ローマ帝国衰亡史は佳境に。

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルシアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆中。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)