謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2016年4月 |
ISBNコード |
978-4-10-340071-4
(4-10-340071-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 350P 20cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 朝食などで米飯と一緒に食される「納豆」。和食の定番でもあり、日本独自の食品と思っている人も多いのではないだろうか。実際には作り方、加工方法、食べ方は違っても、日本納豆と同じと見なされる食品が、ミャンマーやタイ、ネパール、ブータンの山岳地帯、中国南部などに存在するという。本書の著者はそれらを「アジア納豆」と名づけ、現地を訪問して実際に食するとともに作り方を学んでいく。また国内でも「日本の納豆の起源」を追い求め旅に出る。そうした取材紀行の記録と、アジア納豆、そして日本納豆についての文化的な考察をまとめたのが本書である。著者は「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」をモットーとするノンフィクション作家。著書に『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)、『未来国家ブータン』(集英社文庫)などがある。 |
商品内容
要旨 |
山奥のジャングルで出会った衝撃的納豆ご飯。ぱりぱりと割れるせんべい納豆。元・首狩り族の優雅な納豆会席。中国湖南省の納豆入り回鍋肉。そして日本で見つけてしまった「究極の納豆」。本気度1000パーセントのノンフィクション大作。壮大すぎる“納豆をめぐる冒険” |
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目次 |
納豆は外国のソウルフードだった!?チェンマイ/タイ |
出版社・メーカーコメント
見て、嗅いで、作って、食べる。壮大すぎる「納豆をめぐる冒険」! 辺境作家が目指した未知の大陸、それは納豆だった。タイやミャンマーの山中をさまよううちに「納豆とは何か」という謎にとりつかれ、研究所で菌の勉強にはげみ、中国に納豆の源流を求め、日本では東北から九州を駆けめぐる。縦横無尽な取材と試食の先に見えてきた、本来の姿とは? 知的好奇心あふれるノンフィクション。