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熟達論 人はいつまでも学び、成長できる

出版社名 新潮社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-10-355231-4
4-10-355231-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 218P 20cm

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要旨

アスリート、音楽家、料理人、工芸家、医師、落語家などで「一流」と呼ばれる人たちは、生まれながらにして技能を身につけているわけではない。トレーニングや修行で「熟達」した結果、それぞれの分野における「高み」に至ったのだ。では「熟達」とは何か。どのような過程を経て人は熟達していくのだろうか。本書では、男子400メートルハードルの日本記録保持者(2023年9月現在)で、執筆活動や講演などにより「走る哲学者」の異名を持つ元陸上競技選手、為末大氏が、自身の経験やさまざまなジャンルの達人たちとの対話をもとに「熟達」について深考、たどり着いた独自の方法論を披露している。その方法論は、「遊(ゆう)」「型(かた)」「観(かん)」「心(しん)」「空(くう)」の5段階ごとに必要なアプローチをしていく、というものである。著者の為末氏は1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者である。現在は執筆活動の他、身体に関わるプロジェクトなどを行っている。『諦める力』(プレジデント社)など著書多数。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年9月15日]

商品内容

要旨

基礎の習得から無我の境地まで、人間の成長には5つの段階がある。その階段を昇るのに年齢は関係ない。では、壁を越え、先に進むために必要なものは何か。自分をどう扱えばいいのか。「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き、様々なジャンルの達人たちとの対話を重ねて辿り着いた方法論が一冊に。

目次

序 熟達の道を歩むとは
第1段階 遊―不規則さを身につける
第2段階 型―無意識にできるようになる
第3段階 観―部分、関係、構造がわかる
第4段階 心―中心をつかみ自在になる
第5段階 空―我を忘れる

出版社・メーカーコメント

「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き辿り着いた、人生を「極める」バイブル。基礎の習得から無我の境地まで、人間の成長には5つの段階がある。では、壁を越え、先に進むために必要なものは何か。自分をどう扱えばいいのか。「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き、様々なジャンルの達人たちとの対話を重ねて辿り着いた方法論が一冊に。経験と考察が融合した現代の「五輪書」誕生!

著者紹介

為末 大 (タメスエ ダイ)  
元陸上選手。1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2023年6月現在)。現在は執筆活動、身体に関わるプロジェクトを行う。Deportare Partners代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)