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僕は少年ゲリラ兵だった 陸軍中野学校が作った沖縄秘密部隊

出版社名 新潮社
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-10-405607-1
4-10-405607-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 215P 20cm

商品内容

要旨

沖縄戦に埋もれていた衝撃の史実、日本“一億総特攻”計画の全貌。なぜ、本来守るべき子どもたちを、国は戦争に利用していったのか。そして、戦場で少年たちは何を見たのか。どのように傷つき、斃れたのか。生き残った者たちは、なぜ沈黙し続けなければならなかったのか。そしてその先にあったのは、子どもも含めた「国民総ゲリラ兵化」計画だった―。

目次

第1章 護郷隊と陸軍中野学校(沖縄戦の知られざる本質
護郷隊のルーツを追う ほか)
第2章 心を壊されて―第一護郷隊の記録(第一護郷隊の戦い
アメリカ軍が恐れた「GOKYO TAI」 ほか)
第3章 恩納岳の悲劇―第二護郷隊の記録(第二護郷隊で戦った少年たち
「心」を変えられた訓練 ほか)
第4章 もう一つの特殊工作―久米島での極秘作戦(沖縄の離島にも送られた中野工作員
離島工作の目的 ほか)
第5章 沖縄から本土へ―本土決戦の全貌を解く(もし、本土決戦が行われていたら
アメリカが考えていた「滅亡作戦」 ほか)

出版社・メーカーコメント

「敵を殺せ。10人殺したら死んでもよい」 14歳から17歳までの少年で極秘に編成され、沖縄で壮絶なゲリラ戦を戦った「護郷隊」。陸軍中野学校はさらにそれを全国に推し進め、来たる「本土決戦」に備えようとしていた。子供までも動員する「本土決戦」計画の全貌を、はじめて口を開いた元少年兵たちの証言と極秘資料から炙り出す。