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身体の文学史

出版社名 新潮社
出版年月 1997年1月
ISBNコード 978-4-10-416001-3
4-10-416001-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 197P 20cm

商品内容

要旨

日本人は、江戸時代から四百年にわたって、身体を抑圧し、隠蔽し、無意識化してきた。文学の問題が、つねに「心」の問題として表現されるようになったのは、そのためである…。芥川、漱石、鴎外、志賀直哉、小林秀雄、大岡昇平、深沢七郎、三島由紀夫、石原慎太郎、等の作品を「身体」の切り口で大胆に読み替える画期的論考。

目次

身体の文学史
芥川とその時代
心理主義
文学と倫理
身体と実在
自然と文学
深沢七郎ときだ・みのる
戦場の身体
太陽と鉄
表現としての身体