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ギャンブル依存とたたかう

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-10-603543-2
4-10-603543-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 195P 20cm

商品内容

要旨

パチンコ、麻雀、競馬、競輪…。「庶民の娯楽」という美名の陰で、急速に増えつづける依存者の群れ。「少しだけなら」「自分は大丈夫」と言い訳しながらのめりこみ、深刻に精神が蝕まれていく。ギャンブル依存は意思の弱さとは無関係。家族知人を巻き込み、誰しも陥る危険な「病気」の全貌と立ち直りへの道すじを、作家・精神科医の著者が明らかにする。

目次

プロローグ ある主婦の「転落」
第1章 ギャンブル依存症とは何か
第2章 ギャンブル依存者の身体的変化と遺伝・性格
第3章 ギャンブル依存者はどのくらいいるか
第4章 ギャンブル依存症に合併する病気
第5章 ギャンブル依存者と周囲の人たち
第6章 ギャンブル依存と法的問題
第7章 ギャンブル依存症の治療
第8章 ギャンブルとこれからの社会
エピローグ 「再生」

出版社
商品紹介

庶民の娯楽という美名の陰で、社会の土台を蝕むギャンブル依存という病が蔓延している。作家・精神科医の著者が警鐘を鳴らす恐怖の全貌。

おすすめコメント

ギャンブル依存者、二百万人! このままでは、社会の土台が腐っていく!  パチンコ、麻雀、競馬、競輪……。「庶民の娯楽」という美名の陰で、急速に増加する依存者の群れ。「少しだけなら」と言い訳しながら、深刻に精神が蝕まれていく。ギャンブル依存は意志の弱さとは無関係。家族や知人を巻き込み、誰しも陥る危険な“病気”の全貌と立ち直りへの道を、作家・精神科医の著者が明らかにする。

著者紹介

帚木 蓬生 (ハハキギ ホウセイ)  
1947年、福岡県生れ。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。九大神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。医学博士。1979年〜1980年フランス政府給費留学生としてマルセイユ・聖マルグリット病院神経精神科(Pierre Mouren教授)、1980年〜1981年パリ病院外国人レジデントとしてサンタンヌ病院精神科(Pierre Deniker教授)で研修。現在、八幡厚生病院副院長。多くの文学賞に輝く小説家として著名。主な著書に、『国銅』『逃亡』(柴田錬三郎賞受賞)『閉鎖病棟』(山本周五郎賞受賞)『三たびの海峡』(吉川英治文学新人賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)