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はじめての親鸞

新潮新書 658

出版社名 新潮社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-10-610658-3
4-10-610658-2
税込価格 770円
頁数・縦 181P 18cm

商品内容

要旨

非僧非俗、悪人正機、絶対他力、自然法爾…波瀾万丈の生涯と独特の思想をめぐり、これまで多くの学者や思想家が、親鸞について所説を発表してきた。いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか―大河小説『親鸞』三部作を書き上げた著者が、長年にわたる探究と想像をもとに、その時代、思想、生き方をひもといていく。平易にして味わい深く、時にユーモアを交えた語りの中に稀代の宗教者の姿が浮かび上がる名講義。

目次

第1講 親鸞を想う―その時代と人々(律義で論理的な人
すべては推定の親鸞像
親鸞もコーラスボーイだった? ほか)
第2講 親鸞とは何者か―「悪」を見つめて(金子みすゞと橘曙覧のあいだで
われわれはすべて「屠沽の下類」
体制に寄らずアウトカーストの中へ ほか)
第3講 親鸞のほうへ―仏教と人生をめぐる雑話(小説『親鸞』三部作を通して
人生に先の見通しを
仏教の伝播と変容を想う ほか)

おすすめコメント

史実か伝説か、思想か信仰か。謎だらけの巨人をひと?み! 波瀾万丈の生涯と独特の思想―いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか? 半世紀の思索をもとに、その時代、思想、人間像をひもとく。平易にして深い名講義。

出版社・メーカーコメント

やさしく、深く、面白い。半世紀の思索が詰まった白熱講義! 非僧非俗、悪人正機、絶対他力、自然法爾……波瀾万丈の生涯と独特の思想をめぐり、これまで多くの学者や思想家が、親鸞について所説を発表してきた。いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか――大河小説『親鸞』三部作を書き上げた著者が、長年にわたる探究と想像をもとに、その時代、思想、生き方をひもといていく。平易にして味わい深く、時にユーモアを交えた語りの中に稀代の宗教者の姿が浮かび上がる名講義。

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932(昭和7)年福岡県生まれ。作家。作詞家。早稲田大学露文科中退後、ルポライターなどを経て『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門筑豊篇』他で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)