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料理は女の義務ですか

新潮新書 736

出版社名 新潮社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-10-610736-8
4-10-610736-8
税込価格 814円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

「昔から苦手」「とにかく時間がない」…それでも家族のために気分を奮い立たせて、毎日台所に立つ女性たち。一体、どうすれば料理への苦手意識を克服できるのか?その歴史をひもとき、「スープの底力」「楽しい保存食」「便利な常備菜」といった先人の豊かな知恵に今こそ学ぼう。女性の社会進出と現代の台所事情、「一汁一菜」より大切なこと、料理がつなぐ人間関係など、好きな人も苦手な人もあらためて考える料理論。

目次

はじめに―日々の料理はなぜ大変なのか?
第1章 料理とは何か
第2章 スープの底力
第3章 保存食は楽しい
第4章 常備菜の再生
第5章 食卓を担うのは誰?
おわりに―義務感の先の料理

おすすめコメント

料理への苦手意識や罪悪感はどこから来るのだろうか? 現代の台所事情をレポートしながら、その歴史や先人たちの知恵に学ぶ料理論。

著者紹介

阿古 真理 (アコ マリ)  
1968(昭和43)年兵庫県生まれ。作家・生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食や暮らし、女性の生き方などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)