• 本

松本清張あらかると

出版社名 中央公論社
出版年月 1997年12月
ISBNコード 978-4-12-002734-5
4-12-002734-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 395P 18cm

商品内容

要旨

実作者の視点で探る巨匠の小説作法。アリバイ崩し、動機の追求、タイトルのつけ方、書き出しの巧みさ…。熱烈なファンを自任する著者が、独自のアプローチで松本清張の世界に迫る文学エッセイ。映像化作品リスト収録。

目次

アリバイ崩し―「点と線」「火と汐」
講談風の手法―「眼の壁」
動機の追求―「ゼロの焦点」
短篇と長篇―「火の縄」「小説日本芸譚」
伏線の張りかた―「歪んだ複写」
清張のように推理すれば―「霧の旗」
冒頭とエンディング―「球形の荒野」
和布刈神社で―「時間の習俗」「馬を売る女」
美女優遇制度―「ガラスの城」
フィクションの選択―「屈折回路」〔ほか〕