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大学という病 東大紛擾と教授群像

中公叢書

出版社名 中央公論新社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-12-003186-1
4-12-003186-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 294P 20cm

商品内容

要旨

昭和3年の大森義太郎辞職から平賀粛学までの10年にわたる東京帝国大学経済学部の派閥抗争。翻弄される教授たちを見つめた一冊。

目次

1 昭和三年四月十七日、安田講堂
2 黄色いノートと退屈な授業
3 俸給と稿料
4 消費される大学教授
5 繁殖する派閥菌
6 河合栄治郎学部長の光と影
7 河合の孤立と大森の困窮
8 帝大粛正のミステリー
9 反復する記憶―急進右翼と全共闘
10 大学は死んでいた

出版社
商品紹介

昭和3年の大森助教授罷免から安田講堂事件までの40年を通じて派閥抗争等の病理を活写、再生の道を探る。

著者紹介

竹内 洋 (タケウチ ヨウ)  
1942年新潟県生まれ。京都大学教育学部卒業。京都大学大学院教授。96年に『日本のメリトクラシー―構造と心性』(東京大学出版会)で第39回日経経済図書文化賞を受賞。専攻・教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)