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一階でも二階でもない夜

回送電車 2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-12-003536-4
4-12-003536-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 263P 20cm

商品内容

要旨

しだいに身体を縮めてどこでもないジオラマのなかに入り込んでいくようだった―こちら側との通路をかぎりなく曖昧に開いたままで。長短さまざま五十四篇。

目次

静かの海
「あとさき」の「あいだ」
此処に井戸水と葡萄酒があるよ
古書店は驢馬に乗って
なつやかた
西瓜の味
すいようえき
順送りにもたせて生かしときたい火
コミさんのバスが消えてしまった
書き割りのなかへ〔ほか〕

出版社
商品紹介

芥川賞、三島賞作家の小説とエッセイの「あわい」をゆく独自の文章世界「回送電車」シリーズ第2作。その味わい、ユーモアを堪能あれ。

著者紹介

堀江 敏幸 (ホリエ トシユキ)  
1964年、岐阜県に生まれる。現在、明治大学教授。2001年、「熊の敷石」で第124回芥川賞を受賞。2003年、「スタンス・ドット」で第29回川端康成賞を受賞。著書に、『おぱらばん』(第12回三島由紀夫賞受賞)、『雪沼とその周辺』(第8回木山捷平文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)