残念和食にもワケがある 写真で見るニッポンの食卓の今
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2017年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-005016-9
(4-12-005016-5) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 197P 20cm |
商品内容
要旨 |
「白いご飯は味がないから苦手」「煮物は家ではつくらない」「ご飯も味噌汁もスプーンで食べる」「大人もお子様用プレートを使う」…400人以上の主婦へのアンケート、1万5000枚以上の食卓写真をもとに、家庭の和食の驚くべき変化を描き出す。 |
---|---|
目次 |
第1章 まだ要るの?ご飯と味噌汁 |
おすすめコメント
2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。日本が世界に誇るべきものと言われるが、では現実の家庭ではどのような和食が作られているか。20年にわたって食卓を調査してきた著者によると、和風の煮物、和え物、煮魚はほぼ“絶滅危惧種”であり、白いご飯やみそ汁までも消えつつある。盛りつけがラクで洗い物が減るからと「お子様ランチ」さながらワンプレートで食事をする大人たち、果物やトーストした食パンを「硬い」から食べない子どもたち……。そこには、バラバラの好みや都合、気分を尊重する、“新しい家族”の姿が見えてくる。