つながり続けるこども食堂
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2021年6月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005438-9
(4-12-005438-1) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 261P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
コロナ禍にも無縁社会にも負けない「縁」を紡ぎ続けています。「誰でもどうぞ」と、こども食堂はつくられた。子どもたちは、お腹がすいたという理由で立ち寄れる。大人たちにはご飯以外に、ちょっとずつ「役割」もあるし、「子どもたちのため」という「言い訳」も用意してある。だから、誰でも気楽に立ち寄れて、人とつながることができるのだ。人々の生きづらさを和らげ、孤立と孤独を防ぎ、誰一人取りこぼさない社会をつくるための可能性を、こども食堂は秘めている。 |
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| 目次 |
第1章 みんなの居場所がここにある(ほっこりして、役割のある場所―森の玉里子ども食堂(鹿児島県鹿児島市) |



出版社・メーカーコメント
人々の共感を得て、勝手に、爆発的に日本全国に増え続けた「こども食堂」。数年でその数5000を超え、コロナ禍にも負けずになお広がり続けている。人間関係が希薄になった無縁社会の中で、誰ともつながれずに孤立感を深める人が増えている。子どもだけじゃない。若者も親も高齢者も……。そんな時代だからこそ、誰にでも開かれた「こども食堂」は、地域の新たな多世代交流拠点として人々をつなぎ、現代人の居場所として注目されている。全国のこども食堂を支援し続ける湯浅誠氏が、子ども食堂の現在とその可能性について書き上げた渾身のルポルタージュ。「みんな」を包み込める居場所がここにある。