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食べるたのしみ

田辺聖子のエッセイ

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-12-005621-5
4-12-005621-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

要旨

うまいもの食べなきゃ、働く気ィおこらへん。春はさくら餅、夏は焼きナス。秋はうどん、冬はてっちり…。美味しいエッセイアンソロジー。

目次

1(台所と女性
おにぎりと私
蜜柑の思い出
イチジクとうどん
すぎにし方恋しきもの ほか)
2(食べるたのしみ
駅弁
ニューヨークのマグロ
中国式朝食
茫然台湾 ほか)

出版社・メーカーコメント

人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――。通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)