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スキマの植物の世界 カラー版

中公新書 2311

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-12-102311-7
4-12-102311-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 180P 18cm

商品内容

要旨

スキマには植物が満ちている。駅のホームのはじっこ、ビルの窓枠、車道の割れ目…。「なんでこんなところに?」と思うような場所にも旺盛に成長している。じつは植物たちにとってスキマは窮屈な住みかなどではなく、のびのびと暮らせる「楽園」なのだ。タンポポやミズヒキなど身近な植物から、ケヤキやポプラなど意外な植物、さらに里山や海辺、高山植物まで、百種類以上のスキマ植物をカラーで紹介。

目次

1 スキマの風景(額縁のヤブカラシ
囲いのスキマ―ヒルガオ ほか)
2 逃げ出してきたスキマの植物(イオノプシディウム
ハナニラ ほか)
3 帰化してきたスキマの植物(ニワゼキショウ
オランダミミナグサ ほか)
4 古くからの人里スキマの植物(スズメノヤリ
ヤエムグラ ほか)
5 海辺のスキマの植物(ハマボウフウ
タイトゴメ ほか)
6 高山のスキマの植物(イワツメクサ
ミヤマキンバイ ほか)

おすすめコメント

駅のホームの端、ビルの窓枠、道の割れ目……スキマは植物の楽園だ。タンポポからケヤキまで、100種をカラーで紹介。好評第2弾!

著者紹介

塚谷 裕一 (ツカヤ ヒロカズ)  
1964年鎌倉市生まれ。1988年、東京大学理学部卒。93年同大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所・統合バイオサイエンスセンター助教授を経て、東京大学大学院教授。専門は植物学で、薬の発生を司る遺伝子経路の解明を主たるテーマとしつつ、東南アジア熱帯雨林でのフィールド活動など、さまざまな角度から植物の“生”を研究している。日本学術振興会賞、松下幸之助花の万博記念奨励賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)