食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ
中公新書 2540
| 出版社名 | 中央公論新社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2019年4月 |
| ISBNコード |
978-4-12-102540-1
(4-12-102540-7) |
| 税込価格 | 968円 |
| 頁数・縦 | 257P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
先住インディアン、黒人奴隷、各国の移民らの食文化が融合したアメリカの食。そこからバーベキュー、フライドチキン、ハンバーガーなど独自の食文化が形成されたが、画一化されたファーストフードや肥満という問題をも引き起こした。そしていまアメリカではスシロールをはじめとする、ヘルシーとエスニックを掛け合わせた潮流が生まれ、食を基点に農業や地域社会の姿が変わろうとしている。食から読む移民大国の歴史と現在。 |
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| 目次 |
序章 三つの記憶と一つの未来―アメリカ食文化史の見取り図 |



おすすめコメント
北米に入植した人々に、食物の栽培方法を教えたのは、先住インディアンだった。黒人奴隷らのアフリカ由来の調理法から、現在もパーティーメニューの定番であるバーべーキューは生まれた。移民の国アメリカでは、さまざまな文化圏の人々が交流し、豊かな食文化が生み出されたのである。入植期から、産業社会の発展とファーストフード社会の到来、肥満へ警鐘を鳴らす現代まで、四〇〇年にわたるアメリカと食の歴史。