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言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

中公新書ラクレ 389

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-12-150389-3
4-12-150389-9
税込価格 814円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

国難の今こそ、政・官の言葉を検証し、自ら思想を鍛え、ヴィジョンを示せ。東京都が進める「言語力再生」の目的とメソッドを紹介。グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力とは?グローバル基準の言語技術、俳句・短歌、ツイッター等のソーシャル・メディアを検証。

目次

はじめに 国難だからこそ「言葉の力」を
第1部 「言語技術」とは何か?(日本人よ、世界をとらえる言葉を取り戻せ
絵画、サッカー、フィンランド―「言語技術」の実践例
「課題解決力」の身につけ方)
第2部 霞が関文学、永田町文学を解体せよ(言葉が国の命運を決める
巧妙な「霞が関文学」
政治家から言葉が消えた)
第3部 未来型読書論(「活字離れ」防止に秘策あり
電子書籍は“黒船”か?
都庁白熱教室実況中継―本を読んで脳に“筋力”を
読書案内1―大宅壮一と三島由紀夫
読書案内2―太宰治)
おわりに 「作家の視点」で国をつくる

おすすめコメント

国難の今こそ、政・官の言葉を検証し、一人一人が自ら思想を鍛え上げ、ヴィジョンを示そう! 作家として、東京都副知事として進める「言語力再生」。サッカー界にも導入された「言語技術」をはじめ、グローバル時代に不可欠なコミュニケーション力の目的・手段を解説する。

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年、長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞受賞。2002年6月末、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。06年10月、東京工業大学特任教授、07年6月、東京都副知事に任命される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)