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喪失感の壁 きもち次第で何があっても大丈夫

中公新書ラクレ 854

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-12-150854-6
4-12-150854-8
税込価格 1,155円
頁数・縦 229P 18cm

商品内容

要旨

失うことは、こわくない!大ベストセラー『80歳の壁』著者の真骨頂。悲しむより、次のことを考えられる人になろう。

目次

こころとからだの喪失感(大好きなラーメンを食べられなくなってきた
趣味のワインを楽しむ機会が減った ほか)
第2章 家族・人間関係の喪失感(長年の友人と話が合わなくなってきた
信じていた相手に騙されて、退職金の大半を失った
年賀状のやりとりが減って寂しい。送るのも迷惑? ほか)
第3章 キャリア・いきがいの喪失感(定年後、暇を持て余している
再雇用で出社拒否気味
自由に使えるお金がない
生活苦。過去の浪費を後悔している
断捨離で処分したコレクションに未練
新しいサービスがわからなくて外出が億劫に
自宅の老朽化とどう向き合うか
自然災害で多くの思い出の品を失った
再開発で地元がまるで違う街に
地域全体が高齢化して活気がない
デイサービスに行ったら老け込みそう
人生の目標を達成して無気力になった)

出版社・メーカーコメント

高齢者専門の精神科医として、多くの患者やその家族と向き合ってきた著者・和田秀樹氏が、自らも60代半ばを迎えたいまだからこそ、心理学を学んできた精神科医として、今を生きる同年代として、「喪失感」という大きなテーマを、現代風に捉え直しました。「若い頃のように身体が動かなくなった」「周囲の環境が変わってしまった」といった身近なものから、「二度と戻らない物事への後悔」「死」など人生を変えるような大きな出来事まで、相談事例を多く交えながら、さまざまな喪失感とどう向き合い、どう乗り越えていくかの具体的なヒントを紹介。あなたの喪失感や不安をやわらげ、前向きな気づきを与える処方箋のような一冊。

著者紹介

和田 秀樹 (ワダ ヒデキ)  
精神科医。幸齢党党首。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)