商品内容
要旨 |
生物としての幽霊が実在するかどうかは、ネス湖の怪物やヒマラヤの雪男などよりも、よっぽど怪しいと言わざるをえない。しかし、その全てが錯覚、幻聴だったとして、ではなぜ人は永きにわたって同じような経験をし続けているのだろうか―体験談を中心にさまざまな「幽霊話」を収集・分類し、その変遷を見ることで、隠されていた日本人の精神史、民間信仰史を明らかにしようとした好著。上巻には人魂、生霊、幽霊屋敷、浮かばれない霊などを集める。 |
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目次 |
第1章 すがたなきマボロシ |