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昭和16年夏の敗戦

中公文庫 い108−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-12-205330-4
4-12-205330-7
税込価格 713円
頁数・縦 283P 16cm
シリーズ名 昭和16年夏の敗戦

商品内容

要旨

緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に至る…。日米開戦直前の夏、総力戦研究所の若手エリートたちがシミュレーションを重ねて出した戦争の経過は、実際とほぼ同じだった!知られざる実話をもとに日本が“無謀な戦争”に突入したプロセスを描き、意思決定のあるべき姿を示す。

目次

第1章 三月の旅
第2章 イカロスたちの夏
第3章 暮色の空
巻末特別対談 日米開戦に見る日本人の「決める力」(VS勝間和代)

おすすめコメント

緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に至る……。開戦直前の昭和16年夏、若手エリートで構成された模擬内閣が、緻密なシミュレーションを重ねて出した結論は、実際の経過とほとんど同じだった! 知られざる開戦秘話をもとに、日本は何故アメリカと戦ったかを追求した傑作ノンフィクション。

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年長野県生まれ。83年に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『日本凡人伝』を上梓し、87年『ミカドの肖像』で第十八回大宅壮一ノンフィクション賞。『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。その戦いの軌跡は『道路の権力』『道路の決着』に詳しい。06年に東京工業大学特任教授、07年に東京都副知事に任命される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)