• 本

富士日記 上

新版

中公文庫 た15−10

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-12-206737-0
4-12-206737-5
税込価格 1,034円
頁数・縦 439P 16cm
シリーズ名 富士日記

商品内容

要旨

夫・武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す。上巻は昭和三十九年七月から四十一年九月まで収録。新版にあたり全巻に泰淳の関連エッセイを付す。田村俊子賞受賞作。全三巻。

目次

昭和三十九年
昭和四十年
昭和四十一年
巻末エッセイ(山麓のお正月(武田泰淳)
山の隣人(大岡昇平))

おすすめコメント

夫、武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す。田村俊子賞受賞作。巻末に関連エッセイ、大岡昇平の「山の隣人」と、武田泰淳の「山麓のお正月」を収録する。

著者紹介

武田 百合子 (タケダ ユリコ)  
1925(大正14)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。51年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。77年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、79年、『犬が星見た―ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。93(平成5)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)