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たそがれてゆく子さん

中公文庫 い110−6

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-12-207135-3
4-12-207135-6
税込価格 880円
頁数・縦 267P 16cm

商品内容

要旨

親を見送り、子育てを終えたら、夫の介護が待っていた。「ずんずん老いていました」と口火を切り、「更年期は楽しかった」と振り返る。肩、膝、腰は凍りつき、なくす探すをくり返す。もんもんと考え、るると書く。犬どもを従えて荒れ地を歩く。男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、ほんとうによかった。“あたしの今”を記す秀逸なエッセイに、三編の詩を収録。

目次

何も残さず死んでみたい
野ざらしを心に今日も枯野ゆき
凍りつく肩に膝、腰も頭も
いつもポケットにうんこ袋
やり直すったって
あれからぼくたちは
年取ったお婆さんがものすごく年取ったお爺さんを
野沢那智だった
夫、マジでやばい
夫、さらにやばい、そして熊本も〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

親の介護と子育てを終えたら、夫の看取りが待っていた。寂しくても、ずんずん歩いてゆきましょう。生きる勇気が湧いてくる、女たちのための言葉の道標。

著者紹介

伊藤 比呂美 (イトウ ヒロミ)  
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに八〇年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)などを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)