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蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか

中公文庫 き5−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-12-207801-7
4-12-207801-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 301P 16cm

商品内容

要旨

稀代の愛書家として知られた著者が、三万冊もの蔵書をやむなく手放した痛恨事を契機に「蔵書とは何か」という問題に向き合う。本とともに過ごした半生を振り返りつつ、近代日本の出版史、読書文化における「蔵書」の意義を探る。新たに自著解説、盟友・荒俣宏との古書や蔵書をめぐる対談を収録。

目次

序章 〈永訣の朝〉
第1章 文化的変容と個人蔵書の受難(いずこも同じ、本とのバトル/古書界を襲った大変動 ほか)
第2章 日本人の蔵書志向(名だたる昭和の蔵書家/蔵書はなぜ増えるか ほか)
第3章 蔵書を守った人々(残ったのが奇跡/戦災下、四十万冊の書物を救出 ほか)
第4章 蔵書維持の困難性(分散を避けたい個人の旧蔵書/日本の蔵書思想の限界 ほか)
対談―古書はタイムマシンである 荒俣宏

出版社・メーカーコメント

半生を通じて集めた蔵書との〈永訣の朝〉がきた−−。晩年を迎え、やむを得ない事情から三万冊もの蔵書を手放した著者が半身をもぎとられるような痛恨事を契機に「蔵書とは何か」という問題に取り組む。本とともに過ごした人生を振り返りつつ、近代日本の出版史、読書文化における「蔵書」の意義を探る。自著解説、盟友・荒俣宏との古書・蔵書をめぐる対談を収録。〈解説〉平山周吉

著者紹介

紀田 順一郎 (キダ ジュンイチロウ)  
1935年横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。評論家、作家、翻訳家。近代史、出版論、書誌学などの分野で評論活動を展開、推理小説など創作も手がけた。著書に『幻想と怪奇の時代』(松籟社、2008年度日本推理作家協会賞)など多数。荒俣宏と『世界幻想文学大系』(国書刊行会)の責任編集も務めた。2025年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)