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天冥の標 2

救世群

ハヤカワ文庫 JA 988

出版社名 早川書房
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-15-030988-6
4-15-030988-4
税込価格 836円
頁数・縦 446P 16cm
シリーズ名 天冥の標

商品内容

要旨

西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉圭伍と矢来華奈子は、ミクロネシアの島国パラオへと向かう。そこで二人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客たちの無残な姿だった。圭伍らの懸命な治療にもかかわらず次々に息絶えていく罹患者たち。感染源も不明なまま、事態は世界的なパンデミックへと拡大、人類の運命を大きく変えていく―すべての発端を描くシリーズ第2巻。

おすすめコメント

西暦201X年、国立感染症研究所の児玉は、謎の感染症発生の報にパラオへと向かうが……

著者紹介

小川 一水 (オガワ イッスイ)  
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレス』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として期待が高まっている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)