そして誰もいなくなった
ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 80
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2010年11月 |
ISBNコード |
978-4-15-131080-5
(4-15-131080-0) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 387P 16cm |
書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
謎の人物から正体を受けた8人の客と、館で働く夫妻。
突如読み上げられるそれぞれが犯した過去の罪。
客室に掲げられた童謡の歌詞と同じように一人一人殺されていき、ダイニングに飾ってあった10体の兵隊人形が一体一体消えていく。
最後の一人が死んで残る謎。
「誰が犯人なのか?」
容疑者全員死亡!でも犯人は外部の人間ではない。密室状態の孤島で起きる不気味な犯罪。
現代のいろいろなマンガや小説にもちらほらとこの作品のモチーフが見受けられます。
それを発見するのも楽しいですよね。
結末は内緒ですが、
頑固で潔癖な老婦人、気難しい老将軍、いかにも胡散臭げな男、などなど、
人物描写がはっきりとしていて、キャラクターがイメージしやすいです。
ドラマや映画もたくさん出ていますが、
映像は見たけど原作はまだ、な人は是非読んでみてください。(2018年10月17日)
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そして誰もいなくなった
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- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
この本では接点のない男女10人が無人島に招待されて、招待された日の夜にレコードから一人ずつ人を殺した、と殺した人の名前が流されます。それから部屋にかかっていた童話の順番、童話通りに一人一人殺されていきます。
この本を読んでいると、物語が進んでいくごとに犯人が分からなくなってきます。この人が犯人だ、と思うと次には殺されていたりします。
この本を読んでいる途中で犯人が分かった人はすごいと思います。推理小説が好きな人は是非読んでみて下さい。(日の出中学校職場体験学習生 加藤颯汰)(2015年7月29日)
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商品内容
要旨 |
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く…そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。 |
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