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ディアスポラ

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-16-380750-8
4-16-380750-0
税込価格 1,466円
頁数・縦 233P 20cm

商品内容

要旨

国土を失っても日本人は日本人たりえるのか?“あの事故”で居住不能となった日本。十年前に描かれていたポスト・フクシマの世界。

出版社
商品紹介

“事故”で国土を失い、世界各地の難民キャンプで暮らす日本人。確かな情報も希望もなき異邦の地で、「日本人として」生きる人々。

出版社・メーカーコメント

国土を失っても、日本人は日本人たりえるのか? “事故”で国土を失い、世界各地の難民キャンプで暮らす日本人。確かな情報も希望 もなき異邦の地で、「日本人として」生きる人々 “事故”により日本列島が居住不能となり、日本人は世界中の国々に設けられた難民 キャンプで暮らすことを余儀なくされた。チベットの奥地メンシイのキャンプを国 連職員として訪れた“私”の目に映ったのは、情報から隔絶され、将来への希望も見 いだせないままに、懸命に「日本人として」生きようとする人々の姿だった――。1 0年前に、原発事故で国を失った日本人のアイデンティティーを追究した作品を執 筆した“作家の想像力”は驚異です。

著者紹介

勝谷 誠彦 (カツヤ マサヒコ)  
1960年兵庫県尼崎市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科で作家・平岡篤頼に師事する。在学中『早稲田文学』に小説『きんぎょ』を発表しデビュー。企業勤務を経て写真家、文筆家。食や旅に関する著作を多く上梓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)