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女を観る歌舞伎

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-16-390071-1
4-16-390071-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 227P 20cm

商品内容

要旨

初めての男が忘れられず、遊女に身を落とすお姫様「桜姫東文章」。主君の子を守るために、息子を身代わりにする乳母「伽羅先代萩」。ほかの男に嫁ぐくらいなら死を選ぶ深窓の令嬢「妹背山婦女庭訓」。親のために吉原に身を売ろうとする町娘「文七元結」。突き抜けた愛、燃え盛る恨み、常軌を逸した忠誠心―歌舞伎の女は、みんな必死。

目次

嫉妬する女
身を落とす女
運の悪い女
女じゃなかった女
無理する女
罪な女
化ける女
リードする女
かくしゃくとした女
突っ走る女
男まさりな女
エロい女
いじめられる女
子を持つ女
笑う女
操を立てる女
義理を立てる女
だめんず好きな女
親思いの女
追う女

出版社
商品紹介

命がけで恋愛、恨みで怨霊化、忠義のためなら、わが子も犠牲に。歌舞伎に出てくるぶっ飛んだ女性たちをディープに語るエッセイ集。

著者紹介

酒井 順子 (サカイ ジュンコ)  
1966年、東京生まれ。エッセイスト。高校生の時から雑誌にコラムを書き始める。立教大学卒業後、広告代理店に三年間勤務し、フリーに。世相を的確にとらえるクールでシビアな視点が人気を集める。2004年、『負け犬の遠吠え』で第四回婦人公論文芸賞、第二十回講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)