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ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ

文春新書 106

出版社名 文藝春秋
出版年月 2000年5月
ISBNコード 978-4-16-660106-6
4-16-660106-7
税込価格 814円
頁数・縦 261P 18cm
シリーズ名 ワインという物語

商品内容

要旨

むずかしい、わからない、だから古典はつまらない。聖書、ギリシア神話、ドン・キホーテ?当然、昔、読んでいるはずだが…。アヤシイ記憶をたよりに、私たちはそう考えながら、読むのは明日、と先送りにしてはこなかったか。ところが古典解読のキーワードは意外や意外、私たちの身近なお酒「ワイン」の中にあったのだ!ワインという視点から古典の窓を覗いてみたら、ヨーロッパの時代も、言葉も芳しい文化の香りも、グラスの中からたちのぼってきた!オオオカ流、ワインのよみかた。

目次

大洪水のあと、ノアは酔っぱらった―『聖書』
ギリシアの神々はわがままだった―『イーリアス』『オデュッセイア』
生の根源はディオニュソス―『バッコスの信女』
ワインに溺れて滅んだローマ帝国(『アエネーアス』とホラティウス
『サテュリコン』)
ワインと聖杯伝説とイギリス人―『アーサー王の死』
愛はすべてを征服す(『カンタベリー物語』
『デカメロン』)
おいらはすっぱいキリスト教徒―『ドン・キホーテ』