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コメを選んだ日本の歴史

文春新書 505

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-16-660505-7
4-16-660505-4
税込価格 869円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

イモ、雑穀、獣肉…。さまざまな食物のなかで、どうしてコメだけが聖なる地位を獲得できたのか。コメの魔力と味覚の虜になった日本人の思考と心性のあり方をひもとく。

目次

序章 コメの力と起源
第1章 日本列島へ―縄文と弥生のコメ
第2章 社会システムを変える―弥生の戦争とクニ
第3章 統一国家を築く―古墳から古代国家へ
第4章 社会の主役へ―中世の社会とコメ志向
第5章 経済の根本を担う―石高制社会の成立と性格
第6章 西洋的近代化のなかで―国家と食生活の基礎
第7章 政治と文化の狭間で―コメ政策と食文化の変容

著者紹介

原田 信男 (ハラダ ノブオ)  
1949年、栃木県生まれ。明治大学文学部卒業。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学・明治大学)。札幌大学女子短大教授を経て、国士舘大学21世紀アジア学部教授。ウィーン大学日本学研究所、国際日本文化研究センターなどの客員教授を歴任。主な著書に『江戸の料理史』(サントリー学芸賞)、『歴史のなかの米と肉』(小泉八雲賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)