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誰も「戦後」を覚えていない 昭和20年代後半篇

文春新書 547

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-16-660547-7
4-16-660547-X
税込価格 825円
頁数・縦 246P 18cm
シリーズ名 誰も「戦後」を覚えていない

商品内容

要旨

昭和25年から29年までの5年間。その後の日本のアウトラインを決めた最重要期なのに、なぜか顧みられず影の薄いこの時代を、世相の硬軟とりまぜてユニークな視点から描く。

目次

隣りの国では戦争をしていた―朝鮮戦争と日本人
イライラ・暴力衝動そして密告―この時期の日本人の心理
黒い英語とバラ色の英語―この時代の英語について
「ローマの休日」や「七人の侍」ばかり見ていたわけじゃない―映画はこうだった
演歌なんかどこを探してもない―音楽の世界
逆コースの文化たち―歌舞伎・寄席・相撲はいかに復活したか
ヤンキー〜ウェルカムとゴーホーム―進駐軍クラブ、キャンプまわり、呼び屋、そして内灘闘争
性の開放―いったいどんな性が開放されたのか
ハードボイルドがやって来た―新しい文体、新しいライフスタイル
次の時代への予感―予兆に満ちた災害と犯罪

おすすめコメント

昭和25年から29年までの、混乱の時代。朝鮮半島の戦争には不思議なくらい無関心で、音楽の世界には演歌などなかった。何かとイライラする暴力衝動。凶悪犯罪と不可解な事件の続発……。 その後の現在に至るアウトラインはすべてこの5年間に決まったと言える戦後の最重要期でありながら、なぜか軽視されて来たこの時代の底流を、世相の硬軟とりまぜてユニークな視点から浮き彫りにします。

著者紹介

鴨下 信一 (カモシタ シンイチ)  
1935年、東京生まれ。58年、東京大学美学科を卒業後、TBSに入社。ドラマや音楽などの番組を数多く演出する。現在、TBSテレビ相談役。古今東西の文章に造詣が深く、『忘れられた名文たち』のシリーズは、平均的日本人の名文を掘り起こす異色の文章読本となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)