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日本人へ 国家と歴史篇

文春新書 756

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-16-660756-3
4-16-660756-1
税込価格 935円
頁数・縦 254P 18cm
シリーズ名 日本人へ

内容詳細

要旨(情報工場提供)

『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』『海の都の物語』『わが友マキアヴェッリ』など、イタリアの古代から近世を舞台にした歴史小説を一貫して書き続けてきた塩野七生氏は、40年間イタリアに住み続け、ローマ名誉市民、イタリア永住権も得ている。1992年から年に1巻ずつ執筆していった『ローマ人の物語』全15巻は代表作。本書は、海外在住という“外”から、またローマ、イタリアを中心とした確固たる歴史観から眺めた日本の政治や社会についてのエッセーをまとめたもの。「国家と歴史篇」は、雑誌「文藝春秋」の巻頭エッセー2006年10月号から2010年4月号掲載分を収録している。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2010年8月4日])

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商品内容

要旨

夢の内閣をつくってみた。大臣たちは、私が慣れ親しんできたローマの皇帝にする―治者とは?戦略とは何か?現代日本が突き当たる問題の答えは、歴史が雄弁に物語っている。大好評『日本人へ リーダー篇』につづく21世紀の「考えるヒント」。

目次

1(後継人事について
葡萄酒三昧
『ローマ人の物語』を書き終えて
女には冷たいという非難に答えて
世界史が未履修と知って
遺跡と語る
『硫黄島からの手紙』を観て
戦争の本質
靖國に行ってきました
読者に助けられて
夏の夜のおしゃべり
安倍首相擁護論
美神のいる場所
歴史ことはじめ―葡萄酒篇
歴史ことはじめ―チーズ篇)
2(滞日三題噺
ブランド品には御注意を
バカになることの大切さ
ローマで成瀬を観る
夢の内閣・ローマ篇
夢の内閣

おすすめコメント

ローマ人と対話しながら考えた「この国のかたち」。とらわれない思考と豊かな歴史観に裏打ちされた日本人へのメッセージ、好評第2弾

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年から執筆活動を開始。70年、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。この年よりイタリアに在住。81年、『海の都の物語』でサントリー学芸賞。82年、菊池寛賞。88年、『わが友マキアヴェッリ』で女流文学賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年にはイタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)