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日本人の誇り

文春新書 804

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-16-660804-1
4-16-660804-5
税込価格 935円
頁数・縦 249P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

東日本大震災はまさに“国難”とよぶべき状況をもたらした。しかしそれ以前から経済は失速し、政治は不安定な状態が続いていた。あらゆる改革は功を奏さず、何もかもがうまくいかなくなっている。震災はそれに追い打ちをかけたといえる。2005年から2006年にかけて大ベストセラーとなった『国家の品格』の著者による書き下ろしである本書では、そうした状況に対し、対症療法は効果がない、全体の“基軸”を変えていかねばならない、と説く。戦後のアメリカ化により失われてしまった、本来日本人が持つ「個より公、金より徳、競争より和」という日本人の精神性を取り戻すこと、そうした“基軸”のもと築き上げてきた、世界に誇れる日本の文明に対して誇りを持つことが必要と語っている。著者は数学者で、現在お茶の水女子大学名誉教授。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2011年6月10日])

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商品内容

要旨

「個より公、金より徳、競争より和」を重んじる日本国民の精神性は、文明史上、世界に冠たる尊きものだった。しかし戦後日本は、その自信をなぜ失ったのか?幕末の開国から昭和の敗戦に至る歴史を徹底検証し、国難の時代を生きる日本人に誇りと自信を与える、現代人必読の書。

目次

第1章 政治もモラルもなぜ崩壊したか
第2章 すばらしき日本文明
第3章 祖国への誇り
第4章 対中戦争の真実
第5章 「昭和史」ではわからない
第6章 日米戦争の語られざる本質
第7章 大敗北と大殊勲と
第8章 日本をとり戻すために

著者紹介

藤原 正彦 (フジワラ マサヒコ)  
お茶の水女子大学名誉教授。1943(昭和18)年、旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了。コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。78年、『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、2009年『名著講義』で文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)