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ジェノサイド国家中国の真実

文春新書 1333

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-16-661333-5
4-16-661333-2
税込価格 902円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

ウイグル語の使用禁止、不妊措置による出生数の半減、スマホ・GPS・カメラによる徹底監視、「政治的信頼度」の点数化、100万人以上の強制収容…習近平政権が推し進める「ウイグル人根絶」の恐るべき実態を告発する!

目次

第1章 ウイグル民族「ジェノサイド」の惨状(于田ケリム
楊海英)(「ジェノサイド」と各国が認定
三〇年前の「新疆ウイグル自治区」
二〇〇九年のショック ほか)
第2章 ウイグル強制収容所の実態と日本への期待(于田ケリム
ハリマト・ローズ
楊海英)(「新疆ウイグル自治区」党書記、陳全国
酷くなる一方の弾圧
テロを誘っている? ほか)
第3章 古い中国の新しい疆域政策(楊海英)(「モグリスタン」と呼ばれていた新疆
「ジュンガル・ハーン国」―最後のモンゴル人遊牧帝国
清朝による「新疆」支配 ほか)

著者紹介

于田 ケリム (ウダ ケリム)  
1979年、東トルキスタン・ウルムチ生まれ。在日ウイグル人の人権活動家、日本ウイグル協会会長。機械工学専攻で、中国石油大学で学士課程を、次いで新疆大学大学院で修士課程を修める。2008年に来日。東京工業大学大学院で博士課程を修めた後、日本で就職
楊 海英 (ヨウ カイエイ)  
1964年、南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院日本語学部卒業。文化人類学専攻。著書に『墓標なき草原』(岩波現代文庫、司馬遼太郎賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)